「読書」 一覧

『暦と占い』永田久/講談社/2020

2024/03/15   -作品, 民俗学, 読書

この本を読みました。数学的観点から世界の暦や占いを説明した本です。桃の木は古代中国では、兆しを持つ木として、大事にされ、魔よけなどにも使用されたとか。ひな祭りはももの節句ですね。兆しの木という言葉や、 ...

『吉野裕子全集 第一巻』

  古代日本の信仰は太陽の東西の軸であり、そこへ中国から十二支十干陰陽五行思想が入り、奈良朝で古代呪術が確立された。それは、朝廷の儀式や民衆の風習にのこり、現在にいたるまで、日本を根底から支 ...

「日本の祭りを読み解く」真野俊和/吉川弘文館 その②

和泉国日根野(現在の泉佐野市)を例にとり、中世に出来た宮座という組織について語られる。宮座は、今も存在し、地域に根付いた組織になっているようだ。 ※写真は蟻通神社のウェブサイトのキャプチャです。 15 ...

「日本の祭りを読み解く」真野俊和/吉川弘文館 その①

祭りは好きだが、屋台のたこ焼きを食べたり、出し物をみたりと、晴れの雰囲気の中でただ楽しく過ごすだけでは、単なる気晴らしなのであって、物足りなく感じていた。 この本を読んで、それは祭りの一部に過ぎないこ ...

子宮の中のエイリアン/エレイン・モーガン

子宮の中のエイリアン/エレイン・モーガン/どうぶつ社/1998年 を読みました。 卵生は、例えばペンギンは還るまでずっとそれを温めなければならずに、効率が悪い。そこから、有袋類は、ポケットの中に子供を ...

胞衣 2

2022/09/24   -エッセイ, 奈良, 研究, 読書

聖徳太子の従者、秦河勝が建てたと言われる秦楽寺を見に行った。秦河勝は猿楽の始祖と言われている。猿楽の芸能者、金春禅竹は泰楽寺の門前の金春屋敷に住んでいたと言われ、秦河勝を祖先とし、秦氏を名乗っていた。 ...

胞衣

  胞衣とは、胎児が生まれた後に排出される胎盤や羊膜、へその緒のことを さすのであるが、胞衣の処理は、法律できめられた業者しかできないようになっている。もともと、大昔から、胞衣の取り扱いは特 ...

『ヨハネス・イッテン 色彩論』/対比その2 明暗対比

2021/03/18   -美術の勉強, 読書

7つの対比のうちの2つ目、明暗対比の勉強である。 有彩色はそれぞれ異なる明度を持っている。 イエローは明るく、レッドは暗い。言われてみればそうなんだけど、、、それをあらためて知識として得ると、とても面 ...

『ヨハネス・イッテン 色彩論』/対比その1 色相対比

2021/03/04   -美術の勉強, 読書

7種類の異なる対比があるとのこと。 色相対比 明暗対比 寒暖対比 補色対比 同時対比 彩度対比 面積対比 今回はそのひとつめ、色相対比についての勉強。 その1の色相対比とは、少なくとも3色の明瞭に区別 ...

『ひとつではない女の性』リュス・イリガライ/勁草書房/1987年

  一年くらいかけてずっと、すこしずつこの本を読んできた。やっとひととおり目を通すことができた。 ところどころ、わかったりわからなかったり。 私にとってはあらたな世界が開かれるような本だった ...

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